デザインストーリー

🎭 「On The Way」に込められた深い想い

「破」のデザインには、表テーマ「On The Way」（まだ道半ば）という深い哲学的メッセージが込められています。このテーマは、完璧を求めるのではなく、途上にある状態の美しさや価値を見出すという、MonkeyFlipが25周年という節目を迎えても尚、進化し続ける姿勢を表現しています。

ブランド創設から四半世紀が経過した今でも「まだ道半ば」であるという謙虚さ、そして常に革新を追求し続ける姿勢。この精神性は、着用者にも前向きな気持ちと成長への意欲をもたらしてくれることでしょう。完成されたものではなく、常に変化し続ける美しさ、それこそが「破」の本質です。

⚡ 意図的な「LACK」がデザインの核心

「破」の最も革新的な特徴は、意図的な「LACK」（欠如）をデザインの核心に据えたことです。左フロント上部の大胆な欠損、ブリッジに開けられた2つの貫通ホール。通常のアイウェア設計では忌避される「欠け」や「穴」を、あえて積極的にデザイン要素として採用しています。

この逆転の発想は、現代社会における様々な欠乏や不完全さを否定するのではなく、それらを受け入れ、昇華させることで新たな美を創造するという深い思想に基づいています。完全性への挑戦ともいえるこのデザインアプローチは、アイウェア界における新たなパラダイムシフトを提示しています。欠如があるからこそ生まれる独特な魅力と存在感、それが「破」の真骨頂なのです。

🔥 攻撃的ボリュームと革新的デザインの融合

MonkeyFlipらしいボリューム感あふれる攻撃的なデザインを継承しながらも、「破」では新たな次元の表現に挑戦しています。従来の「足す」デザインから「引く」デザインへの大胆な転換により、より洗練された攻撃性を実現しました。

このボリューム感と意図的な欠損の組み合わせは、従来のアイウェアデザインでは見られない独特な存在感を生み出しています。重厚でありながら軽快、攻撃的でありながら洗練されている。この相反する要素の絶妙なバランスこそ、MonkeyFlipだからこそ実現できた技術の結晶です。

🌏 現代社会への問いかけとしてのデザイン

「破」のデザインは、現代社会の「欠乏」に対する深い洞察と問いかけを含んでいます。完璧を追求し続ける現代社会において、意図的に不完全さを取り入れることで、真の美しさや価値とは何かを問いかけています。

この哲学的なアプローチは、単なるファッションアイテムを超えて、着用者の価値観や人生観に影響を与える可能性を秘めています。欠如を恐れず、それを自分らしさの一部として受け入れる勇気。不完全さの中に美を見出す感性。「破」は、そんな新しい価値観を体現する特別なアイウェアとして誕生しました。

📐 商品仕様

🎨 カラーバリエーション

※現在のページはC.3 ブラウングラデーションの商品ページです

🏢 ブランド紹介

MonkeyFlipは、名古屋出身のデザイナー岸正龍氏が1996年に設立した、他では絶対に見つからない個性派メガネブランドです。

「リアル・ストリート」をコンセプトに、ロックやタトゥーなどのアンダーグラウンドなカルチャーをデザインに落とし込んだ「Decorative Smart - 遊び心のあるイカシタ眼鏡」を展開。普通のメガネでは物足りない方にぴったりの攻めたデザインが魅力です。

また、日本最大のメガネの賞である「アイウェア・オブ・ザイヤー」という、デザイン・機能性を兼ね備えたメガネとしてメンズ部門での受賞もしている実力派のブランドであり、見た目だけでなく、かけ心地にもこだわっています。

📦 付属品